前町会長(防災力向上委員会 丸山哲弘委員長)の悩み
2040年まで今のような北小松町会のまま、町会を維持できるか?

薄川 桜子

最大の課題は、町会の防災
災害時に防災体制が機能するか? 助け合えるか?

■ 災害には日頃からの隣近所のつながりが大切。
■ しかし、コロナ禍で町会の活動が中止、会議も書面隣交流する機会が減少してしまった。
■ 中には「面倒なことがなくなって楽になった」、「活動がなくなっても何も困ることはなかった」と考える人もいる。
コロナ禍で心配が加速 ▷ 町会の防災を研究・実践が求められている。

北小松町会の防災力向上の取組みについて

主旨
近年、各地で災害が多発するなか、これまで以上に「町会の防災力向上」への取り組みが必要となっています。
当町会では、令和3年度から松本大学地域防災研究所、公益社団法人松本地域シルバー人材センターシニアパソコン教室とも連携しながら、災害時に実際に機能する効果的で効率的な防災のあり方を研究し、班単位の絆づくりと安否確認等の取組みとICT活用を重視した「災害から命を守る 北小松町会隣組防災システム構築事業」に、令和4年度から本格的に取り組んでいくものです。

取組み内容
1.災害から命を守る隣組単位のきめ細かな防災システムづくり
 ① 隣組(班)単位での安否確認、要支援者への対応体制の構築
 ② デジタル弱者への災害時対応
 ③ 災害時に「町会防災本部」の設置
 ④ スマホ等を活用した防災情報の収集・提供
2.町会のデジタル化の推進
 ① 北小松公民館のWi-Fi設備等の整備
 ② 町会のホームページ、LINE公式アカウントの作成

防災力向上委員会(令和4年4月9日設置)

No氏名役職備考
丸山 哲弘委員長R3町会長
豊島 実副委員長防災士
百瀬 晃R3町会防災部長
赤澤 文啓町会デジタル化推進員
矢久保 学事務局R3副町会長(総務担当)
丸山 彰裕事務局
村田 美鈴事務局